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 光を感じた。
其れはとても淡く儚く陽炎のように揺らめいていたが、けれども確かに、感じた。
其れと同時に、甘い優しい温かさも。
やっと、と思う。
やっと、温かな光を見つけれた、と。
今度は、自分から離したくない、とも。


   その向こうに在る灯火
       2:言葉を紡げぬほどに


 緩やかな日差しと、朝を呼ぶニワトリ達のお陰で目が覚めたレイジェンは、今の自分の置かれている状況下を理解するのに三分を費やした。
そうして、漸く自分の状況を理解しようとも、そう、理解しても追いつける筈が無く、まるで初めて見る物に驚いて口をぽかんと開ける子供の如く動作を停止して、まじまじとそれを見やった。
 何なんだろうか、この状態は。
やっと思いついた事はこれ。ただ、これだけだった。
取り敢えず、この状況を打破するには、それを如何にかしなければならないのだが、生憎とそれは此方の事に気を構う様子も無く、幸せそうにレイジェンを抱いて規則正しい寝息を立てている。
 何となくそれに腹が立ったので、レイジェンは自由の利く左腕で、ミシェルの鳩尾に一発拳を捻じ込む。
「ごっふぉ?!」
 飛び起きるようにベッドから身を起こしたミシェルは、其れと同時に自由になったレイジェンが起き上がるのを眼の端に捉えた。
ゆっくりと身を起こして、大きく伸びをしてから、レイジェンは少し申し訳なさそうに眼を伏せながら(但し是は多分昨日の件だろうと推測される)、おはよう、とミシェルに言った。
たとえ荒っぽく起こされていようとも、完全に目が覚めている訳ではなかったので、“何時もの”癖で、ミシェルは彼の額に軽く唇をつけて、此方も優しくおはよう、と声を掛けた。
だがその途端にレイジェンは真っ青になって、
「っ、きゃあああああっっ?!」
 現代の女性でも余り叫ばなくなってしまった、可愛らしい悲鳴を上げたのだった。
そして彼はばたばたと洗面所へと走り、冷たい水を頭一杯被る。水を滴らせたままごしごしと精一杯額を擦り、その後同じようにタオルでもう一度擦る。
鏡に映った自分の顔の、擦り続けた部分だけが薄紅色になってしまったが、其れは別に気にならない。どうせバンダナで隠れてしまうから――
 と、其処で漸く自分が髪を曝したままな事に、レイジェンは気付いた。プレイキャラクターの証でもある、バッファローの角を模した頭飾りも、今はつけていない。
はっとして、目の前の鏡をもう一度見る。其処には、レイジェンの最も嫌う場所がはっきりと写っている。
昨日の事、を、思い出す。そうしてレイジェンは、ミシェルに縋り付いていた後の記憶が無い事に気付いた。
さっと、顔から血の気が引く。
 俺は今まで、誰に縋って寝ていた?
……ミシェルだ。
じゃあ、ミシェルが親切心を出して、頭飾りなどがあれば寝るのに邪魔だろうと、それ等を外したのだろう。
その時――それに今も――彼はコレを見ただろう。
もっとも忌み嫌われた、この髪の、色を。
 へた、とその場に座り込んで、レイジェンは全身が震えるのを遠くで感じた。
「また、離れて行っちゃうな…。独りに、なるんだな…。」
 まるで他人事と言わんばかりに、冷静に、それを口に出した。
同時に、酷く疲れたように思った。まだ、起きて数十分も経っていないと言うのに。
「やだなぁ…、折角、仲良くしてくれたのになぁ…。大丈夫だって、逃げないって、言ってくれたのになぁ…。
離さないって、思ったのになぁ…。」
 視界がぼやけた。
同時に、何かが頬を伝うのを感じて、嗚呼、俺は泣いているんだ、と、彼は、是も矢張り遠くで感じた。
「また独りかぁ…。暫くは何処に居ようかなぁ…?取り敢えず、誰にも気付かれない所とか、無いかなぁ…。」
 子供が愚痴るような口調で、少し口の端を持ち上げながらレイジェンは呟く。
そうして、腰を上げようとしたが、体が全く言う事を聞かず、ただ前後に揺する位の動作しか出来なかった。寧ろ、其れさえ出来るかどうか判らないかもしれない。
皮肉な笑みを浮かべて、レイジェンはそのまま、後ろに体重を預ける。勿論、背中には壁が無いので、倒れこむ事になるのだが、彼は別段気にした風ではなかった。
ダァンッ、と床が音を伝えていくが、気にしない。何処か底から溢れる虚無感に比べたら、其れは酷く温かみのある音のような気がした。
 天井を眺める。白いタイルが順々に並べられて、綺麗な白だけのチェス・グラウンド。
ふと、アリスのように鏡の世界に入れたら、どんなものなのかと思った。出来れば黒のポーンになって、一歩一歩前に進行したい。
何も気にせずに、全身真っ黒になって。色なんて識別など白と黒以外無くて、そうしたら、此処まで悩まずに済んだかも知れない。
手を決めるのは自分じゃなくて、考えるのも自分じゃなくて。知識なども必要じゃなくて、ただ、前に進む事だけをよしとされる世界。退く事が出来ない、世界。
其れは確かに退屈なのだろうが、不自由で不満だらけの世界なのだろうが、ふと、そう思ってしまった。
「レイ、レイッ!如何したんだ?!」
 ミシェルの声で、我に返る。
嗚呼、そう言えば、彼は何で自分によくしてくれるのだろう。
何もかもが判らなくなった。
レイジェンの応答が無かったからだろう、ミシェルはドアを開けて中に飛び込んできた。
そして、仰向けに倒れこんでいるレイジェンを見つけて、彼を抱きかかえる。
何て、偽善者なのだろう。レイジェンは何故かそう思った。
「別に、気にかけなくても良いのに。見放して良いのに。俺は、独りに慣れてしまっているから、今更友達面して一生懸命にならなくても良いのに。…偽善は、良いのに。」
 気付けば、言葉は出ていた。考えた事がそのまま、口をついて出てきてしまった。そして直ぐに、パン、と音がしたのと、頬に鈍い痛みが走ったのだが、暫くの間レイジェンはそれが何なのか、理解出来ずに居た。
「ふざけんな!レイは、本気で俺がお前の事心配して無いって思ってんのか?!」
 ふるふると、ミシェルは震えていた。レイジェンを抱きかかえたまま、彼は怒りに震えて居た。
喋ろうとして、レイジェンは頬の痛みに一瞬口を閉ざしかけたが、けれども、辛そうに眉を潜めつつもう一度口を開く。
「俺は…俺は、忌まれて生を受けたんだ…!何でそんな俺を、誰かが助けてくれると思うか?!居るとしても、事情を知らないか、偽善と同情で助ける奴だけなんだよっ!!」
 再び、鈍い痛みが頬を覆った。
先程と違って、今度は直ぐに理解出来た。ミシェルが自身を殴った事を、レイジェンは頭と、痛覚で知ることが出来た。
痛い、と思った。其れ以上に、何故か、重い、と思った。
何故だろう、その一撃は酷く重くて、頬以上に、胸の奥を思いっきり殴られた気がした。
 ミシェルは、まだ言葉を続けた。
「嗚呼、事情なんてわかんねぇよ!レイが一度も自分の事話さないからな!けど、其れだって時が来りゃあ、お前が話してくれるって、俺は思ってたんだよッ!込み入った事情を無理に聞く馬鹿が何処に居る?!其れ以上関係する事も無い他人ならするかもしんねぇがな、俺はずっと、お前が好きだったから、無理に訊こうと思わなかったんだよ!!それに、仲間だとも、親友だとも、言ったろうっ!!事情が如何のこうの言う前に、せめてどれか一つ位なら、信じてくれたって良かったんじゃねぇかよ…っ!」
 涙が伝って、レイジェンの打たれた頬にも少し、掛かった。

ミシェルは、泣いている。
誰の為に?
彼は、自分の為だと言ってくれた。
信じても良いのか?
また昔のように、突き放されないのか?
信じても、こんな俺が信じても、良いのか?
…信じたい。信じられるように、成りたい。

 ぐるぐると、レイジェンの中で、感情と思想が、回っていく。
赤がフラッシュバックする。強く押されて、前に倒れこんで。あの、赤の世界。
見えるのは醜悪な顔。紅く色塗られた、平たんな顔なのに、眼だけが異様に黄色く輝いて、総てが敵意を放つ、赤の世界が。
是を話してしまっても、良いのか。判断がつけられない。
怖いのだ。
同時に、昨日と今朝見た夢を、昔の真実を、思い出す。
子供の頃の事。あの村での最後の善業。若しかしたら、ミシェルはそれらの真実を知ってくれるかもしれない。

 信じれるか?

 今ならば、其れも容易いかもしれない。

「ミシェル、…なら、だったら、…聞いてくれるのか?」
「そんなの当たり前だろう…!」
 一口に言い切って、頬の涙を拭ったミシェルを見て、何故かレイジェンは暖かい光をその手に掴めた気がした。

               ‡     ‡     ‡

 同時刻、スライはオフィスにある一般にも開放された喫茶店で、優雅にミルクティーを口に含んでいた。
「あら、スライ、此処良いかしら?」
「言わんでもアンタは座るだろうが、妖古。」
「そうね、貴女の場所は私の場所でもあるもの。」
 何気なくジャイアリズムを出しながら、妖古はこれまた優雅に腰を下ろした。
けっ!と先程とうって変わって態度を悪くするスライに、妖古はニッコリと笑いながらはしたないわよ、と注意する。
彼女らは意識的に気付かないようにしているが、何気なく周りの空気が二度ほど上昇し、尚且つ大量の視線更にが注がれた。
中には最強のコンビを間近で見れた!と泣き出すものまで居るようだ。
相変わらず二人の人気は高いらしい。

「で、何か悩みがあるなら話してみなさい?私に出来る事なら、協力するわよ?」
「行き成り唐突だな、妖古…。――まあ、悩みはあるけど、此処で言う事じゃないからパスー。」
 犬を追い払うように手を動かして、スライは椅子に深く腰を下ろしなおした。
その様子を見ながら、妖古は溜息をこぼす。スライはそのまま足を組んで女王様な雰囲気を身に纏いつつ、にぃと口の端を吊り上げて、是は私の問題だしね、と呟いた。
仕方が無いので、妖古は1:1を出した。――彼女はそう言っているが、あの深刻な顔は決して独りでは解決出来そうにも無い気がしたからだ。
『……いっちさんの事ね?』
『何で判るかな、お前にゃ一番知られたくない事。』
 妖古は苦笑して、だって付き合いが長いからね、と返した。
溜息をつきながら、私はアンタに隠し事ができないなんて不憫だわね、とスライは言いながら、ゆっくりと前のめりになって、此処じゃあ何だから、オフィスの中に入ろうか、とだけ言う。
其れはつまり、覚悟を決めて話すと言う事だから、妖古は素直に其れに従おうとしたが、
「あ、待って。まだ私はコーヒーブレイクを楽しんでないわ?」
 其れだけは譲らなかった。

「私ゃこうも優雅に女性らしいという言葉が似合いそうなほど女性らしく
世界の幸福を味わっているかの如く幸せそうにコーヒーを飲む女が居るって事を今日始めて知った気がするよ、なぁすッごいとろーんとした顔でこっち見ないでくれ上気した頬でうっとりせんでくれ頼むから妖古お願い。…アンタそんなにコーヒー好きか…?」
「ええ、大好きよ?だってコーヒーって飲んだ瞬間からすーって気分が落ち着いて、ちょっとだけ世界を悟った気になるもの…!スライは如何なの?」
「安心してくれ、其れはお前の体内だけで起こる究極の化学反応だ私には関係の無い事だ。」
「そうなのかしら…?」
 首を傾げる妖古に思わず突っ込みたくなる衝動を抑えつつ(どうせ此処で何を言っても何かが変わる筈も無いからだ)、スライはミルクティーの最後の一口を呷った。
目の前では妖古が、縁にフリルをあしらったハンカチで矢張り優雅に口を拭いていた。
そしてお互いにゆっくりと席を立つ。そこいらには何故か屍が五・六体転がっているが、其れは勿論意識の外へと追いやる。
オフィス内に戻る道すがら、スライは溜息をついた。
絶対に、妖古は自分を怒るだろうと、簡単に予測出来たからだ。
判りきっている。自分が起こした行動が、只の自己満足である事ぐらいは。けれども、其の侭ではいけない、と思ったから。
後悔はしていない筈だった。少なくとも、今現在の時点では。
 スライは淡々と階段を上がっていく。オフィスにワープポインタは付いてはいるのだが、今回は何となく、ゆっくりと事を進めたかったのだ。妖古もそれに従った。
「嗚呼、何だか足が重くなってきた…。」
 呟いたスライの背を、妖古は無言で叩いた。

 オフィス内の自分の机の前に来たところで、スライはレイジェンの事を少しだけ話した。少しだけだったのは、矢張り総てを話してしまっても良いかどうかは、判断出来ていないからだ。
だが、予想に反して彼女は静かに其れを聴いていた。そして、話が一段落付いた所で、スライは一旦口を閉ざした。
「つまり、レイジェン君も限定キャラな訳ね。道理で紗羅紗がやけに気に掛けていんだわ…。」
 ふぅ、と溜息をついて妖古は静かに言う。紗羅紗は妖古の担当だったか、とスライは今更ながらに其れを知った。
なら、彼女に話してしまっても、其れは決していけない事ではないだろうとも思った。
 限定キャラの事に関しては、オフィシャルの人間でさえその存在を知らないものがいる。其れほどまでに閉鎖された情報なのだ。
元々其れは、いっちが勝手に考え、自分独りで実行したイベント。
24人の特殊なキャラクターをいっち自身が考え、生まれた時からの過去を有し、出身地では特殊なイベントを体験できる、そのキャラクターたちは、ある一定の時間、ある一定の確率で、新規にキャラクターを作ろうとした人間に『引き渡された』。
勿論、其れらが限定キャラである事や、限定イベントの事、『受け取る』事を受諾すると、決して消せない代わりに、その時に拒否すれば、次は多分来ないだろう事、それは総てそのキャラクターを表示した瞬間、同時に告知される。
キャラクター欄を一個消費して、完全に他人に作られてしまったキャラクターを操るか、其れを蹴って自分好みのキャラクターを作るか。
二者選択を強い、『押し付け』である強行的なイベント。
其れを、スライのオーナーはやってしまったのだ。
ただ、るりるの所にレイジェンが来たのは全くの偶然らしいのだが。
因みに現在スライが把握しているのは、担当しているレイジェンと、悲嘆嗣と言うドラゴン、そして妖古の言った紗羅紗の三人だ。
…そして、レイジェンの過去は、24人の中でも1・2を争うほど重さなのも、ある意味では偶然かもしれない。
「者羅紗を知ってるんなら話は早いな、…昨日、レイジェンに限定のイベントやって来いって言ったんだよ。」
 其れを聞くと、妖古は大きな溜息をついた。嗚呼、怒られるな、とスライは覚悟して下を向いたが、けれども怒声は聞こえてこない。
恐る恐る顔を上げると、妖古は大げさに手を額に当てて、こいつは何をやってるんだが、といった様子で立っていた。
今回は怒られずに済んだかと思い、胸を撫で下ろしたスライだが、
「スライ、貴女何してるのよ?そんなの自分の意思で如何にかしなきゃいけない事じゃないの!」
 矢張り怒られた。
「まあ、そうやって急かす位なんだから、多分貴女はレイジェン君に対しての悔いみたいなものがあるんでしょうけど…、けど、其れは間違ってるわ。判ってるんでしょう?」
「嗚呼…其れは思ったよ。けど、さ、もう二年にもなるんだ。それに、レイジェン自身なら、七年も前の事になってるんだ。もう、過去を断ち切っても良い筈なんだよ。」
 貴女は負い目を感じすぎてるわ、と妖古は諭す様に言った。もう少し彼を信じてあげてもいいじゃない、とも。
其れはスライも判っている事だった。でも、レイジェンは完全にスレバリアの事を忘れてしまっている気がしたのだ。其の侭だと、彼は何時も他人が去っていく事を恐れ、自分から孤独を作り出してしまうだろうから。
だから、せめていっちが、もう少し幸せな過去を形作っていれば、と何度だって思うのだ。

 それ故に、スライは彼の手を引っ張ってしまう。
彼がついて来れない所でも、一生懸命になって引っ張ってしまうのだ。


               ‡     ‡     ‡


 話を聞き終わったとき、ミシェルは思わずレイジェンを抱きしめてしまった。
彼の肩に頭をおいて、ゆっくりとレイジェンの背中を撫ぜた。レイジェンは無言で、ミシェルのするが侭に任せている。
多分、彼は彼で必死になっているのだろうと思った。目を閉じて、思いを馳せているのは一体何処なのだろうか。
「よく、話してくれたな…ありがとう…。」
 今度は頭を撫でながら、ミシェルは耳元で呟く。レイジェンは少し嬉しそうに尻尾をはたはたと揺らした。
暖かい身体が、酷く愛しかった。ミシェルにしても、レイジェンにしても。
「ごめん、ありがとう…。」
 静かにレイジェンは呟いた。
そして、其の侭ミシェルに身体の総てを任せる。
一気に重くなった体はけれどもけっして、不快を誘うものではないのだろう。
寧ろその重さでさえ頼りないもので。ミシェルはもっと力強く抱きしめる。
総てを支えられたなら、良かったのに。誰よりも、彼を支えられたなら、と。
ミシェルは、そう思いながらゆっくりと頬にキスを落とした。レイジェンはそれを甘んじて受け入れた。
きゅ、とミシェルの上着を掴む。子供のように、迷子にならないようにと、不安げに。
一層愛しくて、ミシェルはそんなレイジェンに優しく笑いかける。
彼は気付いていない。未だに眼を閉じているからだ。ミシェルは、寧ろその方が良いと思った。
全部を終わらせて、総てがまた緩やかに流れるのを彼が感じるまで、寧ろこの笑顔はしまっておきたい。
そうして、漸くレイジェンが総てを受け入れれるように心の整理がついてから、きちんと考えている事を口にして、この笑顔を送ってやれば良いのだ。
そうなるのに、きっと時間は掛からないだろうから。
其れは絶対だと、ミシェルは確信した。




 暖かな光が射した。優しい光を手の中に。
其れは多分酷く弱弱しいのだろうけれども。
其れを離す事はもう、無ければ良いのだろう。
暖かな光。優しい光。

 この感情は、絶対に言葉には出来ないだろうと思った。



Next . . . . .


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難産でした…。






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